誰にも見せなかった夜が、積み重なって今がある

限界だと思った夜も、
言ってはいけないと思った本音も、
全部抱えたまま、ここまで来た。

これは反省の章ではない。
自分を許すための結論でもない。

それでも、今日まで来たという事実だけを、
静かに確かめる章。

autism

、、、それでも、今日まで来た

(誰にも見せなかった夜の本音)


正直に書く。

一人じゃない、なんて、
そんなきれいな話じゃない。


ここまで、ずっと一人でやってきた。

昼間は人がいる。
話を聞いてくれる人もいる。

でも、夜になると、
判断は全部、戻ってくる。


最後に決めていたのは、いつも自分だった。

1. 誰にも言えなかった言葉

もう限界。

ちゃんとやってよ。
なんで今それ?

いい加減にして。
今日はもう無理。


そう思った瞬間が、確かにあった。

口には出さなかった。
出せなかった。

思っただけで、
もう十分ひどい親だと思ったから。

2. 可愛いと思えなかった時間

一日中、張りつめていて、
夜、顔を見ても、何も感じなかった日。

早く寝てほしい、と思った夜。
もう話しかけないでほしい、と思った瞬間。


可愛い、という感情が消えた時間。

そんなこと、
親として言ってはいけないと思っていた。

だから、自分の中で消そうとした。

3. 一瞬よぎった、もっと汚い本音

本当に一瞬だけ。

この子がいなければ、
もっと楽だったかもしれない、という考え。


すぐに打ち消した。
自分を責めて、嫌悪した。

そんなことを考える自分は、
親失格だと思った。

誰にも言えなかった。

4. それでも、翌日が来た

逃げたかった。
代わってほしかった。

でも、朝は来た。

生活は始まって、
また決めることが山ほどあった。


それでも、壊れずに一日を終えた日が、
ここまで積み重なっている。

誰にも褒められなくても。
何も前に進んだ感じがなくても。

事実として、続いてきた。

5. ここで、ひとつだけ置いていく考え

きれいな答えは、ない。

でも、
ひとつだけ、残してほしい視点がある。


今日浮かんだ本音は、
あなたの“意思”ではない。

それは、
追い詰められた状態が、
勝手に吐き出した言葉。

思考のゴミのようなもの。


信じなくていい。
証明しなくていい。

6. ほんの一息だけ、これ以上崩さないために

今夜、全部を立て直そうとしなくていい。

明日の正解も、探さなくていい。


今日は、
「決めない判断」を一つだけ残す。

今夜の反省を、明日に持ち越さない。
結論を出さない。

それだけで、
胸と肩の力が、少しだけ抜ける。

7. 最後に

一人でやってきた、という事実は、
消えない。

でも、
これからも一人で抱え続ける必要はない。


今日の重さは、ここに置いていっていい。

今日は、
ここまで。