ふきのこについて

放課後等デイサービス・児童発達支援ふきのこは、障害のある子どもを育てる親やきょうだいなどの有志により設立された合同会社そばかすが運営する児童発達支援、放課後等デイサービス事業です。 

アフリカには「子どもをひとり育てるには、愛を持った村中の大人の協力が欠かせない」ということわざがあります。

障害があるか無いかに関わらず、子どもを育てるには、学校や保護者だけではなく地域の団体や企業、ボランティアなどの外部の力が欠かせないと考えています。

当事業所は学校や家庭とは役割の違う外部の力のひとつになると共に積極的な社会参加活動による療育を行い、支援先を増やす手伝いも行います。 

現在も将来も地域の一員として生活が出来る様に自立と自律を目指し、かつ保護者が親なきあとの不安や心配を払拭、準備ができる様に生活サポートも行います。 

たまにはこんな放デイがあってもええんちゃうかな

難しいことを色々とたくさん書きましたが、ふきのこメンバーは和気あいあいと楽しく仕事をしています。いつも暗く辛気臭い顔をして利用者の介助や支援をしていては子どもたちが楽しい訳がありません。

私たちは自分たちが楽しいのはもちろんですが、いかに子どもたちに楽しくふきのこに通ってもらえるかを常に考えています。

そして、カリキュラムについても少し他所とは違っています。例えば出来るだけお外に出て、スーパーへ買い物に行く練習、目当てのものを探すごっこ遊び。頻繁に電車やバスに乗りお出かけする練習。外食の練習をする。地域の商店や店舗、会社などへ遊びに行く、子ども食堂に来ている子どもたちと交流するなど、当たり前のことを当たり前の様に出来るよう練習をすることや社会や地域の方たちと積極的に交流する機会を設けたカリキュラムを準備しています。

障害があろうが無かろうが、社会や地域の人たちに支えられて生きることや誰かの助けがあって生きていくことは、誰だって当たり前のことなのだよという事を知って欲しいのです。同時に地域の大人たちも困っている子どもが居たら声をかけてあげることや見守ることを積極的に行っていくきっかけとなって欲しいのです。

将来こう言ったことがごく当たり前にできる様に育っていく、社会地域参加の練習を行うことこそが本当の意味での療育ではないでしょうか。

療育という名のもとに、実際は一時預かりの様に施設内で時間まで退屈に過ごしている子どもたちを私たちはたくさんみてきました。

ふきのこでは、障害児を育てる当事者にしか分からない経験や視点で、親御様の希望や子どもの個性を導き出す本当の療育をおこないたいと強く思っています。

まさに、「たまにはこんな放デイがあってもええんちゃうかな」と言う思いで「もしこんな放デイがあれば私たちはここに子どもを通わせていたよね」と言う当事者目線での経験とアイデアによりふきのこは日々施設運営を行っているのです。

ふきのこをもっと知る

関連団体

ギフテッドの会(障害児を育てる親の会)

楊国際法務行政書士事務所

合同会社玲瓏(こどもヘルパーりんろん)

保育ダイニングギフテッド(子ども居場所作り事業・子ども食堂・学習支援)